脱毛サロンや医療レーザー脱毛を受けると、汗の量が増えたなんて話がネット上の口コミや掲示板で書かれていたりしますが、実際のところどうなのでしょうか？
サロンの脱毛すべてに言えますが、脱毛と汗の関係を解剖していきます。
1,汗腺と毛穴は別物
当たり前ですが、脱毛を行うのは毛穴の奥にある毛根が対象です。汗を分泌するのは汗腺という全く違うものです。ですので、脱毛をしたからと言って汗の量が増えるとか減るということはあり得ません。
2,むしろ減ることもあり得ます
そもそも、脱毛マシンができた由来は、医療機関で行われているレーザー治療が発端です。シミやそばかす、色素沈着と言った肌トラブルの為に、作られたマシンの光やレーザーが、偶然 毛根部分のメラニンに対して反応し、脱毛の効果があることが分かったことから、現在の光脱毛やレーザー脱毛が派生しました。
その為に、偶発的に本来の効果ではありませんが、汗腺にも一定の効果を働きかけることはあり得ます。
3,脱毛すると、汗の量が増えたと感じるだけ
元々、汗は分泌されるといきなり流れ落ちるほど、噴水のような汗をかくことはありません。皮膚に付着しますよね？それと同様で、女性のワキやデリケートゾーンなどは顕著ですが、汗をかくと体毛に付着します。その為に汗がニオイの原因になるという話もありますが、ムダ毛を処理することで、汗は捕まる場所を失うので、体感として、汗の量が増えたと誤認識してしまいます。実際の量は変わっていません。