効果が高いと評判のシースリーは何回通えば処理完了？｜シースリー(Ｃ3)

月額制全身脱毛のシースリーの料金体系は月額の支払いをつづけている限り何度でも脱毛を受けられるものです。
その料金も非常に安いため人気のサロンとなっていますが、この支払方法には弱点もあります。それは脱毛完了までにいくらかかるのかが明確になっていない点です。
いくら月額が安いといっても、全部でいくらかかるのかわからないと他のサロンと比べるのにも非常に不便ですよね？
なぜこのような面倒なことが起きてしまうのかというとそれはフラッシュ脱毛が1回の脱毛で終わるものではないためです。
これはフラッシュ脱毛だけでなく、同じ光を使用する医療レーザー脱毛でも同じことが言えるのです。なぜこのようなことが起きてしまうのかをまとめてみたいと思います。

１．複数回の脱毛が必要な理由は？
光を使った脱毛であるフラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛というのはその時に生えている毛にしか効果がないのです。脱毛機の光を照射したタイミングで何らかの理由で毛根が存在していなかったりすると脱毛が出来ないのです。
なぜかというと光を使った脱毛というのは強力な光を照射していき、その光をお肌の表面にある黒い色の部分に吸収させて高熱を発生させてその熱が毛根や毛母細胞にダメージを与えて次の毛が生えないようにするものなのです。
そのため、毛が生えていない毛穴には脱毛効果がないのです。
ちなみに一度に脱毛出来る量、つまり生えている毛というのはどれくらいかご存知でしょうか？
実は目に見える毛というのは毛穴全体の内の2割から3割程度であるのが一般的なようです。そのため残りの7割から8割の毛は次に生えてきてから脱毛機の光を照射する必要があるのです。
これが脱毛を複数回受けなければならない理由です。
この毛の生え代わりのサイクルのことを毛周期といいます。毛周期に合わせて脱毛をしていくことで効率的に少ない回数で脱毛をすることができるのです。
少ない回数で脱毛が出来るということは料金を安く抑えることにもつながりますので、とても大切なことですね。

２．毛周期とは？
毛周期というのは先ほども触れましたが、毛の生え代わりのサイクルのことです。毛周期はヘアーサイクルとも呼ばれています。
この毛周期にはオオキク分けて3つの段階があります。
一つ目は「成長期」、二つ目は「退行期」、三つ目は「休止期」です。この3つの状態を経て毛は生え代わりをしていくのです。
それぞれの状態についてもう少し詳しく説明します。

■成長期とは
成長期とは毛根が毛母細胞により生成されはじめてから毛が伸びきって毛根が毛母細胞から分離する直前までをさします。
この期間は3カ月から4カ月程度です。この期間の毛というのはほとんどの場合に脱毛が出来ます。
脱毛出来ない成長期の毛というのはまだ毛根が小さい状態、つまり成長期に入ったばかりの毛は脱毛効果がありません。
その他の状態つまり毛が正常に成長している状況であれば脱毛の効果が期待できる時期です。

■退行期とは
退行期というのは毛が伸びきって、毛母細胞から毛根が離れはじめる時期から毛が抜け落ちるまでをさす期間です。
この期間は3週間から4週間です。つまり抜け落ちるのに1か月程度かかるということです。
この時期の毛は脱毛機の光を吸収はしますが、脱毛効果が表れなません。なぜなら既に毛母細胞から分離されているためです。
ただし、分離がはじまってすぐの場合には多少の効果がありますが、確実ではありません。

■休止期とは
休止期は次の毛が生え始めるまでの準備期間です。この期間はおよそ3カ月から4カ月程度。つまり成長期とほぼ同じです。
そのため表から見える毛の本数が増えたり減ったりすることが少ないのです。
当然ですが、この時期は毛が生えていないため脱毛の効果はありません。

３．脱毛完了までの回数は？
フラッシュ脱毛の場合には脱毛完了までの回数は10回から12回が平均的といわれています。
ただし、両ワキやVラインなど毛のしっかりしたところは毛周期が他のパーツより長いとも言われています。パーツごとの差などもしっかりと無料カウンセリングで確認しておくとよいでしょう。 その結果とこの回数、脱毛と脱毛の間の期間を考えて合計金額を計算すると良いでしょう。